たるみ毛穴におすすめ美容治療|たるみ毛穴の原因やセルフケアについても解説
「化粧のノリが悪くなった」「顔全体が年齢より老けて見える」
そんな悩みの原因の一つが、たるみ毛穴です。
年齢とともに気になり始める肌の悩みですが、適切なケアや治療で改善することができます。
この記事では、たるみ毛穴の原因から家庭でできるケア方法、効果的な美容治療まで、詳しくご説明していきます。
たるみ毛穴とは?

たるみ毛穴は、まさに「たるんでしまった毛穴」のことです。
通常の毛穴は小さな点のように見えますが、たるみ毛穴は毛穴が楕円形や涙型に変化し、目立ちます。
特に頬やフェイスラインなど、顔の下部に現れやすいのが特徴です。
たるみ毛穴は、肌の張りや弾力が低下することで起こり、20代後半から徐々に気になり始め、年齢とともに進行していきます。
ただし、これは自然な肌の変化であり、誰にでも起こりうるものです。
関連記事:ニキビ跡を改善するためのおすすめ治療|一般皮膚科との違いや費用相場についても解説
たるみ毛穴の原因
たるみ毛穴の原因として主に以下などが挙げられます。
上記の原因について解説します。
肌の弾力・ハリの不足
肌のハリを保つためには、コラーゲンやエラスチンといった成分が欠かせません。
この成分が加齢や紫外線のダメージ、乾燥、間違ったスキンケアによって減少し、肌の弾力やハリが弱まり、たるみ毛穴が生じます。
表情筋の衰え
表情筋が徐々に弱っていくと、顔の輪郭がぼやけたり、頬がたるみ気になる毛穴も目立つようになります。
笑ったり驚いたりする表情をつくるための「表情筋」ですが、肌の弾力やハリを支える大切な土台の役割を果たしています。
しかし、年齢を重ねたり、日常生活で表情をあまり動かさなくなったりすることで自然と衰えていってしまうのです。
紫外線の影響
私たちの肌に年中降り注ぐ紫外線には、UVA(A波)とUVB(B波)という2種類があります。
それぞれが異なる形で肌にダメージを与えるため、UVA(A波)とUVB(B波)の両方から守る必要があります。
- UVA
肌の奥深くまで届き、弾力を保つコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみの原因となる - UVB
表面で肌を焼き、メラニン色素を増やしてシミやそばかすを作る
乾燥や加齢の影響
乾燥や加齢によって、肌の水分を保持する能力が低下し、水分とコラーゲンが減少します。
クーラーや暖房、過剰なスキンケア、紫外線を長時間浴びるなどが乾燥の原因となり肌を保護するバリア機能が正常に働かなくなり、外からの刺激に弱くなってしまいます。
また、加齢とともに肌の細胞の代謝も低下し、古い角質が溜まりやすくなるなど、複数のの要因が作用して、たるみ毛穴を引き起こします。
不規則な生活習慣
睡眠不足やストレス、偏った食生活は肌に悪影響を与え、たるみ毛穴の原因になります。
不規則な生活習慣は、肌の代謝や血行を妨げ、健康を損ないます。
運動不足や飲酒・喫煙のしすぎも同様です。
たるみ毛穴のセルフケア
たるみ毛穴を改善するためには、日々のケアが欠かせません。
ここでは上記のセルフケアについて詳しく解説します。
たっぷりの泡でやさしく洗顔
洗顔は肌ケアの基本ですが、ゴシゴシと強く洗うのではなく、たっぷりの泡で優しく洗いましょう。
泡立てネットを使用すると、きめ細かい泡が簡単に作れるのでおすすめです。
洗顔料は、肌に負担をかけないアミノ酸系やセラミド配合のものを選ぶと良いでしょう。
また、洗顔時に熱いお湯を使用すると肌を乾燥させ、かえって毛穴を開く原因となるため、ぬるま湯で洗うことが大切です。
洗顔後のしっかりとした保湿
洗顔後は、肌が乾燥する前にしっかりと保湿することが大切です。
化粧水や美容液などを使用して、肌に十分な水分を与えましょう。
乾燥が強い、化粧水など使用後にカサカサしているなどといった場合は、乳液やクリームを使用してフタをします。
使用するアイテムには以下の成分が含まれているものを選ぶのがおすすめです。
- ヒアルロン酸
- セラミド
- ビタミンC
- レチノール
夏以外もUV対策
紫外線対策は一年中必要です。
たとえ曇りの日でも、UVAは雲を通過して肌に届きます。
日焼け止めは、SPF30以上、PA+++以上のものを選び、外出時に必ず塗り、2~3時間おきに塗りなおしをしましょう。
日焼け止めを塗る他、帽子やサングラスの着用も、顔の紫外線対策には効果的です。
ビタミンを意識した食生活
肌の健康は内側からも支えられています。
ビタミンA、C、Eなどの抗酸化作用のある栄養素を積極的に摂取しましょう。
- ビタミンA
にんじん、ほうれん草、卵黄など - ビタミンC
オレン、レモン、キウイ、ブロッコリーなど - ビタミンE
ナッツ類、アボカド、オリーブオイルなど
また、魚や大豆製品、ナッツ類などに含まれる良質なタンパク質や不飽和脂肪酸も肌の健康に重要です。
適度な運動とマッサージ
適度な運動は血行を促進し、肌の代謝を上げる効果があります。
有酸素運動を中心に、週に2~3回程度行うことをおすすめします。
また、顔のマッサージも効果的です。
指の腹を使って、優しく円を描くように肌をマッサージしましょう。
上向きに、そして外側に向かってマッサージすることで、リンパの流れを促進し、肌のたるみ改善に繋がります。
関連記事:日焼けのしすぎによるリスクとは?対策方法やおすすめの日焼け止めを紹介
たるみ毛穴におすすめの美容施術
セルフケアだけでは改善が難しい場合、美容クリニックでの施術を検討するのも一つの選択肢です。
たるみ毛穴におすすめの美容施術として以下などがあげられます。
ここでは、上記の施術についてそれぞれ特徴やダウンタイムなどについて解説しましょう。
DENSITY(デンシティ)
DENSITYは、高周波とRFニードルを組み合わせた最新の美容治療です。
表皮から真皮層まで段階的にアプローチすることで、ハリや弾力を改善します。
肌のひきしめと同時にコラーゲン生成を促進する、トータルスキンケアが可能な施術です。
ダウンタイムは、1~2日程度で、軽い赤みと腫れが出る可能性がありますが、メイクでカバー可能です。
当クリニックでは、1回88,000円で行っています。
▶千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックのデンシティについてはこちら
ポテンツァ
ポテンツァは、専用の美容液を使いながら、独自の振動マッサージを組み合わせた低刺激の治療方法です。
たるみ毛穴に振動でアプローチしながら、美容液を浸透させることで、毛穴周辺のハリと潤いを同時に改善します。
肌への負担が少なく、敏感肌の方でも受けやすい施術です。
ダウンタイムは、ほとんどありません。
まれに軽い赤みが出まることがありますが当日中に落ち着き、メイクも可能です。
当クリニックでは、以下のような価格で行っています。
| 肝斑・赤み・毛穴(顔) | 1回 29,700円 3回 62,370円 5回 89,100円 |
| McCoom(顔) | 1回 66,000円 3回 158,400円 5回 247,500円 |
▶千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックのポテンツァについてはこちら
HIFU(ハイフ)
HIFUは、超音波の熱エネルギーを皮膚の一番深い層まで届ける治療です。
表面的な施術では届かない深いたるみやシワを根本から改善します。
顔全体のリフトアップ効果で、たるみ毛穴を改善する人気の施術です。
ダウンタイムはほとんどなく、軽い赤みが出る程度で、当日からメイクすることができます。
水光注射
水光注射は微細な針で、ヒアルロン酸や美容液を皮膚の浅い層に均一に注入します。
内側からふっくらと肌を持ち上げ、たるみと共に目立つようになった毛穴を改善します。
ダウンタイムは、内出血が出る可能性がありますが1~2日程度です。
プラズマ治療
プラズマ治療は、自身の血液から抽出した成長因子を注入し、肌の再生を促します。
自分の血液を使用するため、アレルギーの心配がほとんどありません。
コラーゲンの生成を促すことで、肌のハリが改善し、開いた毛穴も徐々に引き締まっていきます。
ダウンタイムは、腫れや赤みが出ることがありますが、2~3日程度で落ち着きます。
ダーマペン
微細な針がついた機器で、たるみ毛穴の周辺に極小さな穴を開けていきます。
この刺激で肌は自然と引き締まり、開いた毛穴も目立ちにくくなります。
特に、たるみが原因で広がった毛穴の改善に効果的です。
ダウンタイムは、赤み、乾燥、軽い腫れが出ますが2~3日程度で落ち着きます。
ヴァンパイアフェイシャル
血液から抽出した成長因子を注入後、ダーマペンで更なる浸透を促します。
たるみ毛穴周辺の肌質を改善し、毛穴の目立たないハリのある肌へ導きます。
ダウンタイムは、他の施術と比べ赤みや腫れが比較的長く、5~7日程度続きます。
ハイドラブースター
高圧の水流で美容成分を注入する特殊な治療です。
たるみ毛穴の汚れを吸引しながら、同時に美容成分を注入することで、毛穴周辺の引き締めと保湿を同時に行えます。
ダウンタイムはほとんどなく、即日メイクが可能です。
マッサージピール
マッサージピールは、特殊な美容液を用いて肌をマッサージしながら古い角質を除去する施術です。
たるみ毛穴の詰まりを取り除き、毛穴周辺の肌をなめらかに整えます。
継続的なケアで、引き締まった印象の肌を保てます。
ダウンタイムは、軽い赤みや乾燥が1~2日程度出ることがあります。
たるみ毛穴についてのよくある質問
たるみ毛穴に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
セルフケアやサプリメントだけで改善することはある?
セルフケアやサプリメントだけでも、ある程度の改善は可能です。
特に、以下はたるみ毛穴の予防や軽度の改善に効果があります。
- 適切なスキンケア習慣の確立
- バランスの取れた食事
- 十分な睡眠などの生活習慣の改善
しかし、たるみ毛穴の程度や原因によっては、セルフケアだけでは十分な効果が得られないこともあります。
その場合は、美容クリニックでの専門的な施術を検討するのも一つの選択肢です。
たるみ毛穴を改善するのに治療は何回必要ですか?
必要な治療回数は、たるみ毛穴の程度や選択する施術の種類、個人の肌質などによって異なります。
一般的に、以下のような目安があります。
- HIFU:3~6ヶ月おきに1回、年2~4回程度
- 水光注射:1~3ヶ月おきに1回、年4~12回程度
- プラズマ治療:1~3ヶ月おきに1回、年4~6回程度
- ダーマペン:1~2ヶ月おきに1回、年6~12回程度
ただし、これはあくまで一般的な目安です。
実際の治療計画は、担当の医師と相談しながら、個々の状態や目標に合わせて決定することが重要です。
どの施術がおすすめですか?
最適な施術は、個人の肌の状態、たるみ毛穴の程度、希望する改善レベル、予算、ダウンタイムの許容度などによって異なります。
一般的な選択の基準として
年代別のおすすめ
- 20代後半〜30代前半:マッサージピール、水光注射
- 30代後半〜40代前半:ダーマペン、ハイドラブースター
- 40代後半以降:HIFU、プラズマ治療、ヴァンパイアフェイシャル
症状別のおすすめ
- 毛穴の開きが中心:水光注射、マッサージピール
- たるみを伴う毛穴:HIFU、プラズマ治療
- 複合的な肌悩み:ヴァンパイアフェイシャル、ダーマペン
ただし、どの施術が最適かは個人差が大きいため、必ず事前にカウンセリングを受け、医師と相談しながら決定することをおすすめします。
関連記事:リズネとは?その効果やリジュラン・ジュベルックなどの違いを徹底解説!
千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックで出来る事

当クリニックでは診察時に肌画像診断(ビジア)で肌分析とカウンセリングを行い、デンシティやポテンツァなどの施術が可能です。
施術後も充実したアフターケアを提供し、患者様が安心して治療を受けられる環境を整えています。
美容治療に関するご相談やお悩みがある方は、ぜひ当クリニックにお越しください。

実際に当クリニックにてデンシティとポテンツァを利用された方のご感想をいただきました!
デンシティを使ってみて
「まず、痛みやダウンタイムはなかったです。
照射する部位によって少し熱さを感じるくらいでした。
効果が半年も持続するというところも嬉しいポイントです。
ただ、効果が出るまでに日数がかかるため即効性は感じにくかったです。」
ポテンツァを使ってみて
「麻酔クリームを塗ってもらったのですが、やっぱりチクチクと痛かったです。
でも、耐えられないほどではありませんでした。
施術直後は、肌が真っ赤になってしまうので、外出は難しいかもしれません。
ただ、嬉しいことに、翌日から肌の調子がどんどん良くなっていきました。
今まで気になっていた毛穴が目立たなくなり、全体的に肌が引き締まった感じになりました。
フェイスラインもスッキリしてきて、こんなに早く効果が出るとは思っていなかったので、本当に驚きです。
痛みや赤みは確かにありましたが、それ以上の効果を実感できて大満足です。」
当クリニックの価格
| 施術内容 | 価格 |
| ポテンツァ 肝斑・赤み・毛穴(顔) | 1回29,700円 3回62,370円 5回89,100円 |
| ポテンツァ McCoom(顔) | 1回66,000円 3回158,400円 5回247,500円 |
| デンシティ(DENSITY) | 顔 1回88,000円 麻酔代 ※希望の方のみ 1,100円 |
▶千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックのデンシティについてはこちら
▶千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックのポテンツァについてはこちら
まとめ
加齢や生活習慣によって起こるたるみ毛穴の改善には、継続的なケアが大切です。
丁寧な洗顔、しっかりな保湿、日焼け対策といった毎日のセルフケアを基本に、バランスの取れた食事で肌の健康を保ちましょう。
こうした基本的なケアを続けても効果が実感できない場合は、美容クリニックでの施術も選択肢の一つです。
自分の肌に合った方法を見つけ、焦らず着実にケアを続けることで、理想の肌へと近づいていけます。
参考文献
毛穴のたるみ(たるみ毛穴)を解消するには?原因・対策ケア・治し方を知ろう! | 美容皮膚科タカミクリニック
「たるみ毛穴」「帯状毛穴」治療|美容皮膚科 銀座よしえクリニック【公式】
たるみ毛穴は改善できる?目立ってしまう原因や悪習慣、改善方法を徹底解説!|共立美容外科







