ユベラの副作用|服用で得られる美容効果や長期間服用のリスクは?

美容と健康をサポートする医薬品「ユベラ」。
ビタミンEを主成分とするこのお薬は、シミやくすみの改善から血行障害の治療まで、幅広い効果が期待できます。
しかし、処方箋が必要な医薬品であり、正しい使い方を知ることが重要です。
この記事では、ユベラの効果や副作用、服用時の注意点について分かりやすく解説していきます。
ユベラの副作用

消化器の異常
ユベラを服用すると、一部の人に消化器系の副作用が現れることがあります。
0.1~5%未満の頻度で、以下の症状が現れると報告されています。
- 胃もたれ
胃の不快感や食後の重さを感じることがあります。
消化不良を伴うこともあります。 - 下痢
腸内環境に影響を与えることがあり、軽度から中等度の下痢を引き起こす場合があります。 - 吐き気・嘔吐
一部の人では胃の過敏性が増し、吐き気を感じることがあります。
これらの症状が軽度であれば経過を見ることも可能ですが、症状が持続する場合や悪化する場合は、医師に相談してください。
過敏症の発症
ユベラの服用により、まれに皮膚のかゆみや発疹といった過敏症が発生することがあります。
出現する頻度としては0.1%未満とされています。
症状の詳細は以下のとおりです。
- 皮膚のかゆみ(そう痒症)
特に手や顔など、血流の多い部位に現れやすいです。 - 発疹(紅斑・蕁麻疹)
赤い斑点やミミズ腫れのような症状が出ることがあります。 - 浮腫(むくみ)
体内の血管透過性が増加し、顔や手足にむくみが現れることがあります。
過敏症の症状が軽度であれば、服用を中止することで改善することが多いです。
しかし、症状が悪化する場合や広範囲に及ぶ場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。
アレルギー反応
ユベラの成分に対し、重篤なアレルギー反応を示すことがあります。
以下の症状が現れた場合は、直ちに服用を中止し、医療機関を受診してください。
- アナフィラキシーショック
突然の息苦しさや血圧低下が起こり、めまいや意識障害、嘔吐症状が出ることがあります。
また、顔や唇が腫れることもあります。 - 急性蕁麻疹
突然の全身のかゆみや腫れを伴う発疹が出ることがあります。 - 喉の腫れ(咽頭浮腫)
気道が狭くなり、声がかすれたり、飲み込みが困難になることがあります。
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ユベラの服用で得られる美容効果

肌の酸化を抑える
ビタミンEには強力な抗酸化作用があり、紫外線やストレスによる酸化ダメージから肌を守ります。
毎日の紫外線や喫煙、大気汚染などで肌の細胞へ傷がつくことが、シワやたるみの原因です。
ユベラの服用によって肌の老化を予防する効果が期待されます。
シミ・肝斑の改善
ユベラの血行促進作用により、肌のターンオーバーが促進され、シミや肝斑の改善に効果があるとされています。
また、抗酸化作用により、メラニンの生成を抑えることで新たなシミができにくくなることも期待されます。
肌の新陳代謝を高める
ユベラは血流を改善し、皮膚細胞の新陳代謝(ターンオーバー)を促進する効果があります。
これにより、古い角質が剥がれやすくなり、肌のキメが整い、くすみの改善が期待できます。
冷えの改善
ビタミンEは血管を拡張させる作用があり、血流をスムーズにすることで末端の冷えを軽減する効果が期待されます。
特に手足の冷えに悩む方にとって、ユベラの服用は血行改善の一助となる可能性があります。
髪や爪の健康促進
ユベラの血流改善作用により、毛根や爪母細胞に十分な栄養が届きやすくなります。
その結果、髪のハリやコシが改善され、抜け毛の予防にもつながるとされています。
また爪の割れやすさを防ぎ、健康的な爪の成長をサポートする効果も期待されます。
ユベラの長期間服用によるリスク

骨粗鬆症を招くリスク
ビタミンEを長期間過剰摂取すると、骨の健康に影響を及ぼす可能性があります。
一部の研究では、高用量のビタミンE摂取が骨密度の低下を引き起こし、骨折リスクを高める可能性が示唆されています。
特に閉経後の女性や高齢者は注意が必要です。
血液が止まりにくくなる
ビタミンEには抗血栓作用があり、血液をサラサラにする働きがあります。
しかし、長期間服用すると、血小板の凝集を抑制しすぎてしまい、出血が止まりにくくなるリスクがあります。
手術前や怪我をした際には特に注意が必要です。
ビタミンE過剰摂取による中毒症状
ビタミンEの過剰摂取は、体内に蓄積されると健康リスクを伴うことがあります。
具体的には、
- 頭痛
- 倦怠感
- 消化不良(吐き気・下痢)
- 視力の低下
といった症状が現れることがあります。
ビタミンEは脂溶性ビタミンです。
ビタミンAやDなどの他脂溶性ビタミンと比較し、比較的過剰症は出にくいとはされていますが、適量の摂取を守ることが重要です。
関連記事:ニキビ跡を改善するためのおすすめ治療|一般皮膚科との違いや費用相場についても解説
ユベラの服用時の注意点

用法容量を守る
ユベラを安全に服用するためには、医師の指示に従い適切な用法・用量を守ることが重要です。
適正な服用量
一般的には、成人の場合1日あたりビタミンEとして50〜300mgの範囲で処方されることが多いですが、必要に応じて医師が調整します。
自己判断で増量すると、過剰摂取による副作用(出血傾向、消化器症状など)が生じる可能性があります。
服用タイミング
食後に服用することで、脂溶性ビタミンであるビタミンEの吸収率が向上します。
空腹時に服用すると、胃腸への刺激が強くなり、吐き気や胃もたれが発生する場合があります。
自己判断での服用中止・再開を避ける
症状が改善したからといって途中で勝手に服用を中止すると、期待される効果が十分に得られないことがあります。
副作用を感じた場合は自己判断せずに、まず医師に相談し、指示を仰ぐことが大切です。
他のサプリメントや医薬品との相互作用
ユベラ(ビタミンE)は、他の医薬品やサプリメントと併用することで、予期せぬ効果や副作用が現れることがあります。
特に以下の点に注意が必要です。
抗凝固薬(ワルファリンなど)との併用
ユベラには血液をサラサラにする作用があるため、抗凝固薬と併用すると出血しやすくなる可能性があります。
手術前や抜歯の予定がある場合は、事前に医師に相談してください。
ビタミンKとの相互作用
ビタミンEを大量に摂取すると、血液凝固を助けるビタミンKの働きを阻害し、出血傾向を高める可能性があります。
ビタミンKを含む食品(納豆、緑黄色野菜など)を意識的に摂取することが推奨される場合もあります。
脂溶性ビタミン(A、D、K)とのバランス
ビタミンEは脂溶性ビタミンであるため、過剰摂取すると他の脂溶性ビタミン(A、D、K)の吸収や代謝に影響を及ぼすことがあります。
過剰摂取を避け、栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。
スタチン系薬剤(コレステロール低下薬)との相互作用
一部の研究では、ビタミンEの摂取がスタチン系薬剤の効果を弱める可能性が示唆されています。
高コレステロール血症の治療を受けている方は、医師と相談の上で服用を検討してください。
サプリメントとの併用
市販のビタミンEサプリメントを併用すると、必要以上に摂取量が増える可能性があります。
ユベラを処方されている場合は、追加でビタミンEを含むサプリメントを摂取しないようにしましょう。
ユベラは市販薬はある?

ユベラは医療機関で処方される医薬品ですが、市販薬としても販売されています。
ただし、処方薬と市販薬では成分や含有量、用途が異なることがあります。
市販薬と処方薬の違い
- 有効成分の濃度
市販薬は比較的低濃度のビタミンEが含まれており、処方薬のユベラと比べると効果が穏やかです。 - 添加物の違い
市販薬には保存料や他の成分が含まれている場合があり、アレルギーを持つ人は成分表を確認する必要があります。 - 用途の違い
市販薬は主に健康維持やサプリメントとして販売されていますが、処方薬のユベラは特定の病態(血行障害や皮膚疾患など)を治療する目的で処方されます。 - 価格の違い
市販薬は手軽に購入できますが、保険適用されないため処方薬よりもコストがかかる場合があります。
市販薬を選ぶ際は、用途や体調に合わせて医師や薬剤師に相談することが大切です。
関連記事:肌質改善とは?セルフケアやお悩み別の治療方法を紹介
千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックでできる対応

当クリニックでは、ユベラをはじめとする美容内服に関する相談(オンライン診療も可能)や処方(自費診療になる場合もあります。)を行っており、美容や健康に関するトータルケアを提供しています。
ユベラの処方
医師の診察のもと、患者の症状や希望に応じて適切な量のユベラを処方します。
シミ・肝斑、冷え性、血行不良などの改善を目的とした処方が可能です。
服用方法や注意点について丁寧に説明し、安心して服用できるようサポートします。
処方内容(1日3錠/30日分) | 価格 |
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【美肌】美容最強セット ・シナール配合錠 ・ユベラ50㎎ ・ノイロビタン配合錠 ・トラネキサム酸250mg | 6,600円 |
【美肌】ピル内服中美肌セット ・シナール配合錠 ・ユベラ50mg ・ノイロビタン配合錠 | 5,500円 |
【ニキビ】ニキビトータル治療セット ・ビブラマイシン100㎎ ・トラネキサム酸250mg ・ユベラ50㎎ +好きな塗り薬1つ (ゼビアックスローション2%、ディフェリンゲル0.1%15g、ベピオゲル2.5%15g) | 7,700円 |
お困りの際はぜひ一度ご相談ください。
まとめ
ユベラは、シミや肝斑の改善、冷え性の解消が期待できるビタミンE製剤です。
血行促進と抗酸化作用により、肌の新陳代謝を高める効果があります。
服用の際は、胃の不快感やアレルギー反応といった副作用に注意が必要です。
特に抗凝固薬を使用している方は、出血しやすくなる可能性があるため、事前に医師への相談が欠かせません。
市販薬と処方薬では効果や使い方が異なるため、医師や薬剤師に相談して、自分に合った選択をすることをお勧めします。