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肌が乾燥する原因は?スキンケアのポイント・おすすめ成分を紹介

肌乾燥

皆さんこんにちは、千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックの辺土名です。

日本の冬や春の時期に肌の乾燥に悩む方は多いのではないでしょうか。

特に季節の変わり目などは、肌トラブルが増える時期です。

今回は肌が乾燥する主な原因やスキンケアをする際のポイント、乾燥肌におすすめの成分について詳しく解説していきます。

肌が乾燥する原因

肌乾燥

生活習慣

実は毎日の生活習慣が肌の乾燥に大きく関わっています。

睡眠不足やストレス、偏った食生活は肌のターンオーバーを乱し、水分保持力を低下させます。

特に忙しい30代は、仕事や家事に追われがちで、自分のケアが後回しになりがちです。

質の良い睡眠と栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。

外的要因

季節の変化や環境も肌の乾燥に影響します。

特に冬は空気が乾燥し、エアコンの使用で室内も乾きやすい状態です。。

また、紫外線やマスク着用による摩擦も肌の水分を奪います。

湿度30%以下の環境では肌の水分が1.5倍も蒸発するため、室内の湿度管理も大切です。

体質

生まれつきの肌質も乾燥肌の一因です。

元々皮脂の分泌量が少ない方や、アトピー体質の方は乾燥しやすいです。

また、年齢とともに肌の水分保持力は低下するため、20代までは気にならなかった方も30代になると急に乾燥を感じることもあります。

女性はホルモンバランスの変化によっても肌状態が変わります。

間違ったスキンケア

ゴシゴシと強く洗顔したり、必要以上に皮脂を落としすぎる洗顔方法も乾燥の原因です。

また、肌に合わない化粧品の使用や、化粧水だけで保湿を終わらせる不十分なケアも乾燥を悪化させます。

洗顔後3分以内に保湿することが重要です。

肌の乾燥が気になるときのスキンケアのポイント

肌乾燥

正しいケア方法を実践することで、肌の乾燥を改善し、健やかな肌を取り戻しましょう。

優しく洗顔する

低刺激のアミノ酸系洗顔料を選び、泡で優しく包み込むように洗いましょう。

お湯は32~34℃のぬるま湯を使い、洗顔は朝晩の1日2回で十分です。

ゴシゴシこすらず、指の腹で円を描くように洗うと肌への負担が少なくなります。

石鹸や固形洗顔料は肌の弱い方には刺激が強いことが多いので注意しましょう。

洗顔後すぐにスキンケアする

洗顔後は水分が逃げやすい状態です。

タオルで顔を軽く押さえて水気を取り、3分以内にスキンケアを始めましょう。

肌が少し湿った状態で化粧水をつけると、水分を効率よく閉じ込められます。

セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分が含まれた化粧水を選ぶと効果的です。

乾燥が気になる方はアルコールフリーの製品がおすすめです。

手で温めてから使用する

化粧水や美容液は手のひらで約10秒温めてから使うと浸透しやすくなります。

体温で温められることで成分が活性化され、肌なじみが良くなります。

温めることで顔の血行も促進され、栄養素の供給が増え、肌の代謝も活性化します。

冬の寒い時期は特に、冷たい化粧水をそのままつけるより温めてから使う方が効果的です。

スキンケア用品は適量を守る

使用量が多すぎても少なすぎても効果は半減します。

以下の量が目安です。

  • 化粧水の適量…500円玉大(約3ml)
  • 美容液の適量…1円玉大(約0.5ml)
  • 乳液の適量…10円玉大(約1ml)
  • クリームの適量…小豆大(約0.3g)

少量を数回に分けて重ねづけするのが効果的です。

特に乾燥が気になる頬や口周りには2度塗りすると良いでしょう。

使いすぎは肌への負担になりますが、少なすぎても効果が出ないので、ちょうどいい量を見つけることが大切です。

乳液・クリームで水分の蒸発を防ぐ

化粧水だけでは水分はすぐに蒸発します。

「化粧水→美容液→乳液→クリーム」の順で、水分を与えた後に油分で蓋をしましょう。

夏は乳液だけでも十分ですが、冬はクリームでしっかり保護するのがおすすめです。

極度の乾燥肌の方は、ホホバオイルやアルガンオイルなどの植物性オイルを1~2滴、クリームに混ぜて使うと効果的です。

就寝前は日中より少し多めの保湿剤を使って、夜間の水分蒸発を防ぎましょう。

また、季節や環境の変化に応じてケアを調整することも大切です。

肌の乾燥におすすめスキンケア成分

肌乾燥

乾燥肌の方におすすめの保湿成分について詳しく解説します。

これらの成分を含む製品を選ぶことで、より効果的に肌の乾燥を改善することができるでしょう。

ヒアルロン酸

1gで約6リットルの水分を保持できる高い保水力を持つ成分です。

年齢とともに減少するため外からのケアが重要です。

化粧水や美容液に配合されていると効果的で、特に「〜ナトリウム」「〜クロスポリマー」などの表記があるものは持続性が高いです。

コラーゲン

肌の真皮層の約70%を占める構造タンパク質で、肌の弾力や強度を保ちます。

美容液やクリームタイプに多く配合されており、ジェル状の製品は即効性を感じやすいです。

乾燥による小じわが気になる部分には、コラーゲン配合のシートマスクも効果的です。

化粧品に配合されるコラーゲンは分子量が大きいため肌の奥まで浸透しませんが、表面での保湿効果は科学的に証明されています。

経口摂取の場合は、12週間の継続摂取で肌の水分量が約12%増加したという研究結果もあります。

セラミド

肌のバリア機能の要となる細胞間脂質で、水分蒸発を防ぎます。

長時間持続する保湿効果があり、ヒト型セラミド(セラミド1~7)が肌との親和性が高いとされています。

乳液やクリームなどの油分を含む製品に配合されると特に効果的で、バリア機能の低下した敏感肌におすすめです。

セラミド含有製品を4週間使用すると、肌の水分量が約30%増加し、肌荒れが約40%減少したという臨床結果があります。

アミノ酸

肌の天然保湿因子の40%以上を占める成分で、水分を引き寄せて保持する働きがあります。

化粧水や導入美容液などの水溶性製品に多く配合されており、洗顔後の最初のステップとして使うと後に続くケアの効果を高められます。

スクワラン

人間の皮脂に近い性質を持つ油性成分で、皮膚表面に薄い油膜を形成して水分蒸発を防ぎます。

べたつかずさらっとした使用感が特徴で、乾燥による小じわを改善する効果があります。

オイルタイプやクリームタイプの製品に配合されていることが多いです。

特に保湿が終わった後の仕上げに数滴のスクワランオイルを塗布すると、長時間保湿効果が持続します。

グリセリン

空気中の水分を吸収する性質があり、即効性のある保湿効果を発揮します。

ほとんどの化粧水に配合されているベーシックな成分で、特に保湿化粧水の主成分となっています。

美容液の前の導入液としても効果的です。

濃度が高すぎると逆に肌から水分を奪うことがあるため、適切な濃度(5〜10%程度)で配合された製品を選びましょう。

これらの成分は単体でも効果的ですが、複数の成分が配合された製品を選ぶことで、相乗効果が期待できます。

例えば、セラミドとヒアルロン酸の組み合わせは、バリア機能と保水力の両方をサポートするため、特に乾燥肌の方におすすめです。

また、これらの成分を含むスキンケア製品を選ぶ際は、自分の肌質や季節、年齢などに合わせて選ぶことが大切です。

特に敏感肌の方は、少量を腕の内側などで事前にパッチテストを行うことをおすすめします。

肌の乾燥のスキンケアにプラスしたい対策方法

肌乾燥

上記のスキンケアに追加して、日常生活に取り入れられる対策方法をご紹介します。

これらの方法をスキンケアに加えることで、より効果的に乾燥肌を改善し、健やかな肌を維持することができます。

スキンケア前のホットタオル

温かいタオルを顔に当てると毛穴が開き、血行も促進されるため、その後のスキンケア製品がより浸透しやすくなります。

清潔なタオルをお湯で濡らし、軽く絞って40℃程度に冷ましてから使うのがおすすめです。

毎日ではなく週2~3回程度の使用が適切で、敏感肌の方は温度を下げて行うか控えるようにしましょう。

刺激の強い成分を避ける

乾燥肌の方は、使用する製品の成分選びが特に重要です。

以下の刺激成分は肌バリアを弱める可能性があるため避けましょう。

  • アルコール
  • 強力な界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウムなど)
  • 香料
  • 着色料
  • 防腐剤(パラベン)

香料やアルコールが含まれる製品を使用している人は、それらを含まない製品を使用している人と比較して、約2倍の確率で肌トラブルを経験するというデータがあります。

「無香料」「無着色」「低刺激」「敏感肌用」表示のある製品を選ぶのがおすすめです。

新しい製品を使う際は腕の内側で48時間のパッチテストを行い、肌に合うか確認することも大切です。

肌の保湿力を高める食べ物を摂取

内側からのケアも乾燥肌には重要です。

肌の潤いをサポートする食材を意識的に取り入れましょう。

  • オメガ3脂肪酸
    食品:青魚(サバ、サーモン)、亜麻仁油、チアシード
    効果:肌の細胞膜強化、水分保持力アップ
  • ビタミンE
    食品:アーモンド、ひまわり油、アボカド
    効果:抗酸化作用、肌の修復サポート
  • ビタミンC
    食品:柑橘類、キウイ、ブロッコリー
    効果:コラーゲン生成促進、肌のハリ向上
  • 植物性セラミド
    食品:米、小麦、大豆などの穀物
    効果:肌のセラミド量増加、バリア機能強化
  • コラーゲンペプチド
    食品:サプリメント、ゼラチン食品(グミ、ゼリー)、骨付き肉、魚の皮、コラーゲンスープ
    効果:肌の水分量増加、弾力性向上

部屋の湿度を高める

肌の健康維持には室内湿度50~60%が理想的なので、加湿器を使って調整しましょう。

特に寝室に置くと睡眠中の乾燥から肌を守れます。

観葉植物を置いたり、洗濯物を部屋干しにしたりするだけでも湿度は上がります。

湿度40%以下では肌の水分蒸散量が通常の約1.5倍になるというデータもあるので、湿度管理は美肌への近道です。

水分補給をこまめに行う

成人は1日2リットル程度の水分摂取が理想的になります。

カフェインや糖分の多い飲料よりも、純水や緑茶、ハーブティーがおすすめです。

一度にたくさん飲むよりも少量をこまめに飲む方が効果的です。

朝起きたとき、食事前、入浴前後など習慣化しやすいタイミングで飲みましょう。

適切な水分摂取は肌の水分量を約10%増加させるというデータもあり、内側からの保湿ケアも大切です。

これらの対策は、基本的なスキンケアと併用することで、より効果的に肌の乾燥を改善することができます。

特に季節の変わり目や乾燥が厳しい冬場には、意識して取り入れてみてください。

また、どれか一つだけを実践するよりも、複数の対策を組み合わせることで相乗効果が期待できます。

ただし、肌質や体質には個人差がありますので、自分の肌の状態を観察しながら、合う方法を見つけていくことが大切です。

肌の乾燥が改善しない場合は美容内服がおすすめ

肌乾燥

これまで肌の乾燥に対するスキンケア方法や生活習慣の改善についてお話ししてきました。

しかし、これらの対策を実践しても十分な効果が得られない場合、美容内服薬の利用を検討してみるのも一つの選択肢です。

市販の健康食品やサプリメントと比較して、医療用医薬品や第一類医薬品として分類される美容内服薬は、有効成分の含有量が多く、科学的な根拠に基づいた効果が期待できます。

今回は、肌の乾燥改善に役立つ代表的な美容内服薬について解説します。

シナール(アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム配合剤)

シナールはビタミンCとパントテン酸カルシウムを配合した美容内服薬です。

ビタミンCはコラーゲン生成を促進し、抗酸化作用で肌を保護します。

パントテン酸カルシウムは皮膚の代謝を活性化させ、皮膚の再生と修復をサポートします。

肌のターンオーバー促進、保湿力向上、肌荒れ改善などが期待できますが、胃の弱い方は医師に相談してから使用しましょう。

トラネキサム酸

トラネキサム酸は肌の炎症を抑え、バリア機能を強化する成分です。

プラスミンという酵素の働きを抑制することで、肌の過剰な炎症反応を防ぎます。

敏感肌や乾燥による赤みの改善、肌のバリア機能強化に効果的ですが、血栓症や腎機能障害のある方は使用を避けるべきです。

内服薬として医師の処方を受けるか、トラネキサム酸配合の化粧品を選ぶのも一つの方法です。

ユベラ(トコフェロール酢酸エステル)

ユベラはビタミンE(トコフェロール酢酸エステル)を主成分とする内服薬です。

ビタミンEの内服は、皮膚の水分保持能力を約15%向上させ、特に冬場の乾燥肌に効果的であるという研究結果があります。

強力な抗酸化作用により、肌の細胞を酸化ストレスから保護します。

乾燥による小じわの改善や肌のハリ・弾力向上に期待できますが、抗凝固薬を服用中の方は出血リスクが高まる可能性があるため注意が必要です。

皮膚科や美容皮膚科で相談のうえ使用するのが安心です。

グルタチオン

グルタチオンは体内の重要な抗酸化物質の一つで、活性酸素から細胞を保護し肝臓の解毒作用を助けます。

肌の酸化ストレスを軽減し、くすみ改善や肌質向上に期待できるのが特徴です。

研究では皮膚の弾力性向上や乾燥小じわの減少効果も示されています。

喘息症状がある方は、まれにアレルギー反応を起こす可能性があるため、使用前に医師に相談することをおすすめします。

美容内服薬を利用する際の注意点

美容内服薬を利用する際は、以下の点に注意しましょう。

  • 医師・薬剤師に相談: 他薬服用中、妊娠・授乳中、持病がある方は専門家に相談
  • 用法・用量を守る: 多量服用で副作用リスク増加、指定量を厳守
  • 継続使用が重要: 効果は個人差あり、通常3ヶ月程度で効果出現
  • 副作用に注意: 胃部不快感、吐き気、アレルギー反応時は使用中止し受診

肌の乾燥は、単なる美容上の問題ではなく、肌のバリア機能の低下という健康上の問題でもあります。

セルフケアで十分な改善が見られない場合は、皮膚科医や美容皮膚科医に相談することも検討してみてください。

千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックでできる対応

当クリニックでは美容オンライン診療を行っています。

シナール、トラネキサム酸錠、ユベラを処方しており、ご自宅へ郵送可能です。

診察から処方まで、ご自宅で完結することができます。

処方内容(1日3錠/30日分)価格(税込)
【美肌】美容最強セット
・シナール配合錠
・ユベラ50㎎
・ノイロビタン配合錠
・トラネキサム酸250mg
6,600円
【美肌】ピル内服中美肌セット
・シナール配合錠
・ユベラ50mg
・ノイロビタン配合錠
5,500円
【美肌】飲む美肌セット
・シナール配合錠
・ユベラ50㎎
4,400円
【美肌】美肌初心者セット
・シナール配合錠
・トラネキサム酸250mg
4,400円
【ニキビ】ニキビトータル治療セット
・ビブラマイシン100㎎
・トラネキサム酸250mg
・ユベラ50㎎
+好きな塗り薬1つ(ゼビアックスローション2%、ディフェリンゲル0.1%15g、ベピオゲル2.5%15g)
7,700円

まとめ

肌の乾燥対策は内外からのアプローチが重要です。

優しい洗顔と素早い保湿ケアを基本に、ヒアルロン酸やセラミドなどの有効成分を活用しましょう。

室内の湿度管理や水分摂取など生活習慣の改善も効果的です。

対策を続けても改善しない場合は、医師に相談の上で美容内服薬も検討してみてください。

肌質と季節に合わせたケアを継続することで、健やかな肌を取り戻せます。

参考文献

Vitamin E in human skin: organ-specific physiology and considerations for its use in dermatology

Technical note: The two step procedure (TSP) for the determination of age at death of adult human

Kynurenine and depressive symptoms in a poststroke population – PubMed

Effect of Alkali-Acid-Heat Chemical Surface Treatment on Electron Beam Melted Porous

Oral supplementation of specific collagen peptides has beneficial effects on human skin physiology:

この記事を書いた人

院長 辺士名 盛之(へんとな もりゆき)

経歴

  • 2021年 三重大学医学部医学科 卒業
  • 2021年 四日市羽津医療センター
  • 2023年 西春内科・在宅クリニック 副院長
  • 2023年 千葉内科・在宅クリニック 院長
  • 2024年 千葉内科在宅・美容皮膚科クリニック 院長

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