脇ボトックスの効果はどれくらい続く?費用相場や注意点もわかりやすく解説

市販の制汗剤では数時間後にはまた汗が出てしまう。
そんな悩みを抱える方にとって、脇ボトックスは気になる選択肢のひとつでしょう。
この記事では、効果や持続期間、費用相場、注意点をわかりやすく解説します。
脇ボトックスの効果

脇ボトックスは、ボツリヌストキシンを脇に注射する治療です。
汗を出す神経の働きをブロックすることで、汗の量を大幅に減らします。
汗が減ると、ワキガの原因となる汗と菌の繁殖が抑えられ、臭いも軽減されるのです。
脇ボトックスの効果持続時間

効果は注射後3〜7日で実感し始め、約4〜6ヶ月間持続します。
効果が薄れたら再度注射でき、年に1〜2回のペースで治療を続ける方が多いようです。
「打ち続けると効かなくなる?」という疑問もあるでしょう。
極端に頻繁に打つと体が抗体を作る可能性はありますが、適切な間隔をあければ問題ありません。
むしろ、定期的に続けることで治療間隔が延びていくケースもあります。
脇ボトックスのデメリットや注意点
即効性がない
効果を実感するまで3〜7日かかります。
大切なイベント前なら、1週間前には施術を済ませましょう。
効果実感には個人差がある
体質や汗の量によって、効果の持続期間は変わります。
初回は自分の体質を確認する意味もあると考えておくとよいでしょう。
注射部位の腫れや内出血
軽い腫れや内出血が数日〜1週間ほど残る場合があります。
筋肉の違和感やだるさ
まれに腕の動かしづらさを感じることがありますが、数日から数週間で落ち着きます。
施術を避けた方がよいケース
以下に当てはまる方は治療を受けられません。
- 妊娠中・授乳中の方
- ボツリヌストキシンアレルギーの方
- 神経筋疾患のある方
不安がある場合は、カウンセリングで医師に相談してください。
脇ボトックスの費用相場
費用相場
基本的に自由診療で、両脇3万円〜8万円が相場です。
初回限定割引を設定しているクリニックも多いので、まずはお試し価格で効果を確認するのもよいでしょう。
保険適用の条件
「重度の原発性腋窩多汗症」と診断されれば保険適用になります。
自己負担額は3割負担で2〜3万円程度。汗の量に本当に困っている方は、まず皮膚科や形成外科を受診してみましょう。
脇ボトックス以外の脇汗・ワキガ治療
制汗剤
制汗剤は成分で選ぶことが大切です。
特にクロルヒドロアルミニウムがおすすめです。
肌への優しさ、効果の強さのバランスが良く、非常に優秀な成分になってます。
この成分を配合した制汗剤は当院でも販売していますので、お気軽にお求めください。
塗り薬・飲み薬

皮膚科では塩化アルミニウム液などを処方してもらえます。
ただし、これは対症療法で、使用をやめてしまうと再発します。
半永久的にワキガを改善しようと思うと次に紹介する手術が効果的です。
また、内服薬もありますが、口の渇きなどの副作用に注意が必要です。
手術

腺を取り除く剪除法や、マイクロ波で汗腺を破壊するミラドライがあります。
効果は永続的ですが、ダウンタイムや費用をよく検討しましょう。
千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックでできる対応
当院では、脇のお悩みに対して脇ボトックス(効果4〜6か月)を中心に、わき用クリームをご用意しております。
臭い外来の医師が共同開発した強力な脇ケア製品です。
当院や下の画像からいけるオンラインショップから購入いただけます。
安全性(妊娠・授乳中、神経筋疾患、併用薬など)を丁寧に確認し、費用(自費:両脇3〜8万円目安までわかりやすくご説明します。
まずはお気軽に無料のカウンセリングにお越しください。
1回 | |
両脇(80単位) | ¥38,500 |

まとめ
脇ボトックスは、約4〜6ヶ月続く効果で汗と臭いを軽減できる治療法です。
費用は両脇3万円〜8万円、重度の多汗症なら保険適用も可能です。
効果が出るまで数日かかることや、個人差があることを理解しておけば安心して治療を受けられます。
まずはクリニックのカウンセリングで、自分に合った治療法を相談してみてください。
参考文献
1)脇ボトックスの効果を徹底解説!メリット・デメリットから後悔しないポイント
2)脇ボトックスで後悔するケースは?デメリットや成功させるコツを解説 | 梅田すずらんクリニックブログ
3)脇ボトックスの効果とデメリット。保険適用条件と費用相場まとめ
4)皮膚科での脇汗治療薬・治療法|脇汗スッキリProject|製薬会社のマルホ