ニキビ跡治療に使われる内服薬6選|症状別の使い分けと注意点

鏡を見るたびに気になる茶色いシミや赤み、そして凹んだ肌。
スキンケアを頑張っても、高い美容液を使っても、なかなか消えてくれない。
そんな経験、ありませんか?
実は、ニキビ跡の改善には「飲み薬」という選択肢があります。
でも、どんな薬があって、自分にはどれが合うのか、よく分からないですよね。
この記事では、ニキビ跡に使われる内服薬について、それぞれの特徴や使い方を分かりやすく解説していきます。
ニキビ跡に効果的な内服薬|シナール配合錠

効果
炎症後色素沈着(炎症が治まった後に残る茶色いシミ)を薄くするためのサポート。
特徴
ビタミンCとパントテン酸Caの配合錠で、、肌のターンオーバーを整えたり、傷の治りを早めたりする働きがあります。
効果は穏やかなので、1〜3ヶ月くらい続けて様子を見るのが目安です。
あくまで「補助」として使われることが多く、後述するトラネキサム酸と組み合わせると相乗効果が期待できます。
副作用
胃が少しムカムカすることや、お腹がゆるくなることがあります。
また、尿検査の一部の数値に影響することがあるので、検査前には伝えておきましょう。
ニキビ跡に効果的な内服薬|ユベラ

効果
ビタミンEを主成分とした薬で、肌の老化を防ぐ働きや、血行を良くする効果があります。
特徴
ビタミンEは脂に溶ける性質があるので、食後に飲むと吸収が良くなります。
単独で色素沈着を消すというよりは、ビタミンCなどと組み合わせることで、肌の明るさや回復をサポートする役割です。
茶色いシミが気になる方が、シナールやトラネキサム酸と一緒に飲む設計が現実的です。
副作用
胃の不快感が出ることがあります。
また、大量に長期間飲むと血が止まりにくくなることがあるため、血液をサラサラにする薬を飲んでいる人は注意が必要です。
ニキビ跡に効果的な内服薬|ノイロビタン配合錠

効果
ビタミンB1、B6、B12などが配合された薬で、ビタミンが不足している場合の補充に使われます。
特徴/注意
ビタミンB6やB12を大量に摂ると、ニキビのような発疹が出ることがあるという報告があります。
ニキビ跡治療では基本的にあまり推奨されていません。
本当にビタミンが不足している場合のみ、医師の管理下で使います。
副作用
高用量のB6で手足のしびれ、B12でニキビのような発疹が出ることがあります。
ニキビ跡に効果的な内服薬|トラネキサム酸

効果
シミの治療薬として有名な薬で、色素沈着や赤みの改善をサポートします。
シミの元になる色素を作りにくくする働きや、炎症を抑える作用、血管の増殖を抑える作用があります。
肝斑に対して多くの研究があり、効果が認められています。
特徴
茶色いシミが主な悩みの方にとって、内服薬の第一選択肢となります。
日焼け止めや美白の塗り薬と併用することで効果が高まります。
シナールやユベラと併用することが多いです。
副作用/禁忌
胃の不快感、生理不順などが起こることがあります。
重要な注意点として、血栓症(血管に血の塊ができる病気)の既往がある方や、リスクが高い方は使えません。
また、エストロゲン入りのピルを飲んでいる方も、血栓のリスクが上がる可能性があるため、医師に相談が必要です。
ニキビ跡に効果的な内服薬|ビブラマイシン

効果
炎症性のニキビを鎮める抗生物質です。
新しいニキビができるのを防ぎ、結果的に跡が増えるのを防ぎます。
日本皮膚科学会のガイドラインでも強く推奨されている薬で、塗り薬(BPOやアダパレンなど)と併用すると、薬が効きにくくなる「耐性」を防ぎます。
ただし、既に凹んでしまった跡を消す薬ではありません。
あくまで「これ以上悪化させない」ための薬です。
特徴
抗生物質なので、長期間の使用には注意が必要です。
長く使い続けると、アクネ菌が薬に対する耐性を持ってしまい、効果が薄れてしまう可能性があります。
そのため、医師の指示に従って適切な期間だけ使用し、症状が改善したら早めに終了するのが基本です。
通常は2〜3ヶ月程度の使用が目安とされています。
副作用
胃腸の不快感、日光に当たると肌が赤くなりやすい、食道の炎症などがあります。
妊娠中・授乳中の方、小さいお子さんには使えません。
ニキビ跡に効果的な内服薬|イソトレチノイン

効果
皮脂の分泌を強力に抑え、肌の生まれ変わりを正常化し、炎症を抑える薬です。
世界的には中等症〜重症のニキビに対する標準治療です。
新しいニキビを根本から止め、重症で繰り返すニキビに対して効果を表します。
特徴
厚生労働省も個人輸入には注意を呼びかけており、使う場合は必ず医師の管理下で行う必要です。
日本では未承認の薬なので、医師の十分な説明と同意のもと、自費で実施されます。
副作用/禁忌
妊娠中は絶対に使えません(赤ちゃんに影響が出る可能性があるため)。
その他、唇の乾燥、肝機能の変化、脂質の数値の異常などが起こることがあります。
また、深いピーリングや一部のレーザー治療を受ける時期や、献血の制限にも注意が必要です。
ニキビ跡治療で内服薬を使う際の注意点
自己判断での服用は避ける
自己判断で薬やサプリを飲むのは避けてください。
同じ成分でも、処方薬と市販薬では含有量や目的が違うことがあります。
また、他の薬との飲み合わせや、妊娠・授乳中の安全性など、専門的な判断が必要な場面も多いです。
特にトラネキサム酸は、血栓のリスク評価が必須です。
注意点:ビタミンB群を大量に摂ると、ニキビのような発疹が出ることがあります。「ビタミンをたくさん摂れば美肌になる」という考えは危険です。
妊娠・授乳中の服用
妊娠中や授乳中の方は、使える薬が限られます。
- イソトレチノイン:絶対に使えません
- ビブラマイシン:使えません
- トラネキサム酸やビタミン類:個別に適否を判断します
もし妊娠の可能性がある場合や、授乳中の場合は、必ず医師に相談してください。
副作用が出た時の対応
どんな薬にも副作用の可能性はあります。
- トラネキサム酸:生理不順、胃の不快感
- ビブラマイシン:日光に当たると肌が赤くなる、胃腸の不快感
- イソトレチノイン:唇の乾燥、肝機能の変化
もし体調に変化を感じたら、自己判断で続けたりせず、すぐに受診して相談してください。
千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックでできる対応
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まずはお気軽にご相談ください。
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まとめ
ニキビ跡の治療は、タイプに合わせて内服薬を使い分けることが大切です。
- 色素沈着が気になる方 → トラネキサム酸を中心に、ビタミンCやEを併用。日焼け止めは必須。
- 赤みや炎症が続いている方 → まず抗生物質で炎症を鎮めてから、トラネキサム酸などで色のケアへ。
- 繰り返すニキビを止めたい方 → イソトレチノインという選択肢もあるが、厳格な管理が必要。
- 凹みが目立つ方 → 飲み薬は補助的に使い、美容施術との併用が必須。
ビタミン類はあくまで補助です。
特にビタミンB群の大量摂取はニキビのような発疹が出ることがあるので、自己判断での大量摂取は避けましょう。
「スキンケアも塗り薬も頑張ったけれど、まだ跡が気になる」という方は、一度クリニックで相談してみるのがおすすめです。
参考資料
1)「シナール(ビタミンC配合剤)」ニキビ・炎症後色素沈着 – オンライン診療対応(初診可)
2)【医師監修】ユベラで内側からキレイに! 美容効果と注意点をわかりやすく解説 | DMMオンラインクリニック
3)ノイロビタンは現代人のビタミン不足にも効果的?口内炎や美肌など美容使用もできる?薬効成分や、効能効果について
4)トラネキサム酸とは?美白効果や副作用について解説。│医療コラム
5)ビブラマイシン(ドキシサイクリン) | はなふさ皮膚科・美容皮膚科 関東・関西・東海・九州エリアに16院
6)イソトレチノイン内服:ニキビ自費治療 | 美容皮膚科 | 渋谷スクランブル皮膚科 | 渋谷駅徒歩1分
7)皮膚病学雑誌
8)PMC





