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体のシミ消しは美容皮膚科でできる?体のシミ消しは美容皮膚科でできる?

背中や腕、デコルテなど体のシミが気になっていても、「顔と違って自分では見えにくいから」「顔ほど目立たないから」と、なんとなく後回しにしてしまっていませんか?しかし、夏の水着や背中が開いたドレス、ノースリーブなど、体のシミが露出する機会は意外と多いものです。

この記事では、体のシミができる原因や種類から、美容皮膚科で受けられるおすすめ治療法6つ、そして日常生活で実践できるセルフケアまでわかりやすくご説明します。

美容皮膚科で体のシミ消しはできる?

「シミ治療というと顔だけのもの」と思われがちですが、美容皮膚科では背中・腕・デコルテ・手の甲など、体のさまざまな部位のシミに対応しています。レーザーや光治療(IPL)、内服薬など、顔と同様の選択肢が用意されており、医師の診察のもとで安全に治療を受けることが可能です。

体のシミの主な種類と原因

一口に「シミ」といっても、その種類はさまざまです。治療方法を選ぶ際に正しく見極めることが大切なため、代表的な種類を確認しておきましょう。

種類特徴・原因
老人性色素斑(日光黒子)最も一般的なシミ。紫外線の蓄積によって生じる茶色の平らな色素斑。腕・手の甲・背中に多く見られる。
炎症後色素沈着(ニキビ跡など)背中・デコルテのニキビや傷などの炎症後に茶色く残るシミ。
脂漏性角化症(老人性イボ)加齢や紫外線で角質が厚くなり隆起した良性腫瘍。老人性色素斑から進行することも。
摩擦性色素沈着衣服や下着の摩擦による慢性的な刺激で生じるシミ。

体のシミは顔と比べて皮膚が厚く、ターンオーバー(肌の生まれ変わりサイクル)が遅いため、一度できると自然に薄くなりにくい傾向があります。特に背中は自分でケアしにくい部位でもあるため、早めに専門的なアプローチを取ることが効果的です。

体のシミ治療は保険適用になる?

残念ながら、美容目的のシミ治療は基本的に自由診療(保険外)となります。ただし、脂漏性角化症など一部の疾患については、皮膚科での診断によって保険診療が適用される場合もありますので、まずはクリニックにご相談ください。

関連記事:シミが急に増えた原因とは?種類別に見る特徴と改善方法

体のシミを消すおすすめ美容治療

以下の表は、体のシミ治療として代表的な6種類の施術をまとめたものです。お悩みやライフスタイルに合わせてご検討ください。

治療法1回あたりの費用目安推奨回数施術頻度
ポテンツァ29,700円〜3〜5回4〜6週間に1回
IPL光治療9,900円〜5回〜4週間に1回
エレクトロポレーション7,700円〜定期的1〜2週間に1回
レーザー治療医療機関により異なる1〜2回経過観察後
ケミカルピーリング5,000円〜5〜10回2週間に1回
美容内服4,400円〜(月額)継続服用1〜2ヶ月に1回

費用はクリニックによって異なります。当院の料金はすべて税込価格です。

ポテンツァ

ポテンツァは、RF(ラジオ波)技術と微細針(マイクロニードル)を組み合わせた最新の美肌治療機器です。微細な針で皮膚に小さな穿刺を行いながら、同時にRFエネルギーを照射することで、コラーゲンやエラスチンの産生を促進します。

ポテンツァの大きな特徴のひとつが「ドラッグデリバリーシステム(DDS)」です。マイクロニードルで開けた穴を通じて、美容有効成分を皮膚の深層まで効率よく浸透させることができます。シミ・色素沈着へのアプローチのほか、毛穴の開き・ニキビ跡・肌質改善など幅広い悩みに対応しています。

施術後の赤みや熱感は数時間〜数日程度で落ち着くことが多く、比較的ダウンタイムが少ない点も特徴です。効果を実感するには3〜5回程度の継続が推奨されています。

項目詳細
適応部位顔・背中・腕・デコルテなど
期待できる効果シミ・色素沈着の改善、毛穴縮小、肌質改善
ダウンタイム赤み・熱感が数時間〜数日程度
推奨回数3〜5回(4〜6週間に1回)

IPL光治療

IPL(Intense Pulsed Light)光治療は、幅広い波長の光を照射してシミ・そばかす・赤みなど複数の肌トラブルに同時にアプローチできる治療法です。フォトフェイシャルもIPLの一種で、当院ではルミナス社の「ステラM22」を採用しています。

IPLは特定の波長のみを照射するレーザーとは異なり、様々な波長の光を含んでいることが特徴です。照射後もそのままメイクができる場合が多く、ダウンタイムが少ない点が魅力です。また、体のシミに対しては顔だけでなく、腕・手の甲・デコルテなど広範囲への照射も可能です。

老人性色素斑(日光黒子)やそばかすに対して有効で、IPLのアジア人患者への治療試験では、2〜3週間間隔で3〜5回施術を行った場合に約40%の患者で50%以上の改善が報告されています。効果を実感するには複数回の施術が必要です。

項目詳細
適応部位顔・首・腕・手の甲など(当院では手の甲・前腕・上腕にも対応)
期待できる効果シミ・そばかす・赤みの改善、肌全体のトーンアップ
ダウンタイムほぼなし(シミが一時的に濃くなる場合あり)
推奨回数5回以上(4週間に1回)

エレクトロポレーション(メソナJ)

エレクトロポレーションとは、電気パルスを使って一時的に細胞膜に小さな穴を開け、美容有効成分を皮膚の深層まで浸透させる技術です。当院では「メソナJ」を使用しています。

針を使わないため、肌への負担やダウンタイムが非常に少なく、ヒアルロン酸・ビタミンC・トラネキサム酸などの美白成分を効率的に届けられます。レーザーや光治療との組み合わせにより相乗効果が期待できるほか、施術後のアフターケアとしても活用されています。

体のシミや色素沈着の改善、ハリ・ツヤの向上を目指したい方に適しています。

項目詳細
適応部位顔・首・腕など
期待できる効果美白・保湿・ハリアップ、他施術との相乗効果
ダウンタイムほぼなし
推奨頻度1〜2週間に1回(他施術と組み合わせも可)

レーザー治療

レーザー治療は、シミ(老人性色素斑)に対するもっともスタンダードな医療的アプローチです。代表的なものに「Qスイッチレーザー」と「ピコレーザー(ピコセカンドレーザー)」があります。

レーザーは特定の波長でメラニン色素を選択的に破壊し、周囲の正常な組織へのダメージを最小限に抑えます。比較的濃いシミや面積の大きいシミに対しても高い効果が期待でき、1〜2回の治療で大きく改善するケースが多くあります。

一方で、施術後1〜2週間程度はかさぶたができるダウンタイムがあります。また、体のシミは顔に比べてターンオーバーが遅いため、炎症後色素沈着(戻りジミ)が顔よりも長く残る可能性があります。事後のアフターケアが特に重要です。

なお、肝斑(かんぱん)に高出力のレーザーを照射するとかえって悪化するリスクがあります。まずは医師の診断を受け、シミの種類を正確に見極めたうえで治療法を選択することが不可欠です。

項目詳細
適応部位顔・腕・手の甲・背中など
期待できる効果シミの除去(1〜2回で高い改善効果)
ダウンタイム施術後1〜2週間程度(かさぶたができる)
推奨回数1〜2回(経過観察ののち再照射を判断)

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤(グリコール酸・サリチル酸など)を肌に塗布し、古い角質を溶かして除去することで、肌のターンオーバーを促進する治療法です。

角質を取り除くことで、シミ・くすみ・ニキビ跡の色素沈着などが改善するとともに、透明感のある肌に導きます。背中やデコルテなど、広範囲に照射できる点も体のシミ治療において有効です。単独では老人性色素斑を完全に消すことは難しいですが、レーザー治療やIPLと組み合わせることで、メラニンの排出を促進し相乗効果が得られます。

施術後は一時的に肌が敏感になるため、紫外線対策を徹底することが重要です。

項目詳細
適応部位顔・背中・デコルテなど広範囲
期待できる効果ターンオーバー促進、シミ・くすみの改善
ダウンタイム軽度の赤みや皮むけ(数日程度)
推奨回数5〜10回(2週間に1回)

美容内服

美容内服とは、シミの予防・改善に効果が期待できる医薬品を内服する治療法です。飲み薬によって体の内側からメラニンの生成を抑え、肌全体のトーンアップや透明感アップをサポートします。

代表的な内服薬として、以下のものが挙げられます。

成分名主な効果・特徴
トラネキサム酸アミノ酸の一種。メラノサイトを活性化させるプラスミンの働きを抑制し、メラニン生成を初期段階からブロック。2002年に厚生労働省が美白成分として認可。肝斑・シミ予防に特に有効。
ビタミンC(シナール)メラニン色素の生成を抑制し、すでに沈着したメラニンを還元・無色化する作用がある。コラーゲン産生促進による美肌効果も期待できる。
ビタミンE(ユベラ)強力な抗酸化作用でシミ・くすみを防ぐ。血行を促進してくすみ改善にも効果的。ビタミンCとの相乗効果が高い。

内服薬は施術に比べてダウンタイムがなく、日常生活を変えずに継続しやすいのが利点です。ただし、効果が現れるまでに数ヶ月単位の継続が必要です。レーザー治療などと組み合わせることで、治療後の色素沈着予防にも役立てられます。

当院では、オンライン診療でも美肌内服(トラネキサム酸・シナール・ユベラなど)を処方しており、来院が難しい方にも対応しています。

体のシミを消すためのセルフケア

美容皮膚科での治療と並行して、日常のセルフケアを継続することがシミ改善の近道です。セルフケアだけでできてしまったシミを完全に消すことは難しいですが、治療効果を長持ちさせ、新たなシミの予防につながります。

美白成分の含まれたアイテムの使用

体用のボディローションやクリームにも、シミ対策に有効な美白成分が配合されているものがあります。日本の法律では、医薬部外品の美白有効成分は「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」効果として承認されており、既存のシミを完全に消すことはできませんが、今あるシミを薄くする効果や新たなシミの予防が期待できます。

代表的な美白成分には以下のようなものがあります。

  • ビタミンC誘導体:メラニン生成抑制・すでに沈着したメラニンの還元・排出に3つの方向からアプローチ
  • ハイドロキノン:メラニン産生を強力に抑制する美白剤。医療機関で処方可能な高濃度タイプはより高い効果が期待できる
  • アルブチン:メラニン合成に関わるチロシナーゼ酵素の働きを抑制。刺激が少なく化粧品にも配合される
  • トラネキサム酸:メラノサイトの活性化を初期段階から抑制。化粧品としての外用も可能

保湿も忘れずに行いましょう。肌が乾燥すると刺激に敏感になり、シミが悪化しやすくなります。入浴後は素早く保湿ケアを行い、背中やデコルテにも丁寧に塗布することを習慣づけましょう。

ターンオーバーを正常化する

肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れると、メラニンが肌の中に蓄積されてシミが残りやすくなります。体のシミが顔よりも消えにくい理由の一つが、体は顔に比べてターンオーバーのサイクルが長いことにあります。

ターンオーバーを整えるために意識したいポイントは以下のとおりです。

  • 十分な睡眠をとる:成長ホルモンが分泌される睡眠中に細胞の修復・再生が行われるため、7〜8時間の睡眠を確保することが大切
  • 栄養バランスのよい食事:ビタミンCやビタミンE、亜鉛などを含む食品を積極的に摂取する
  • 適度な運動:血行を促進し、肌への栄養供給をサポートする
  • 過度な摩擦を避ける:背中をあかすりタオルでゴシゴシ洗うなどの強い摩擦は色素沈着の原因になるため、泡で優しく洗う

徹底した紫外線対策

体のシミの大きな原因は紫外線です。特に老人性色素斑(日光黒子)は、紫外線の長期にわたる蓄積によって形成されます。紫外線対策を怠ると、せっかく治療したシミが再発したり、新たなシミが増えてしまいます。

紫外線は夏だけでなく、春・秋・冬も一定以上降り注いでいます。1年を通じた対策が欠かせません。

  • UVカット指数(SPF・PA)の高い日焼け止めを、腕・デコルテ・手の甲などシミが気になる部位にもしっかり塗布する
  • 2〜3時間おきに日焼け止めを塗り直す
  • 長袖や薄手の上着、アームカバーを活用して物理的に紫外線を遮断する
  • 帽子・日傘の活用も有効

紫外線対策はシミ治療の効果を維持するためにも不可欠なケアです。治療後も生涯にわたって継続することが推奨されます。

関連記事:メラニン排出を促すには?セルフケアとおすすめ美容施術を解説

関連記事:日焼け後のアフターケアは重要?NG行動と正しいケア方法を解説

千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックでの対応

千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックは、千葉市稲毛区(園生)にある「高品質な美容治療を低価格で提供する」をコンセプトとした美容皮膚科クリニックです。シミ・しわ・ニキビ跡などさまざまな肌の悩みに、一人ひとりに寄り添った治療プランで対応しています。

体のシミに関連した主な施術メニュー

施術名内容と当院の特徴
IPL光治療 (ステラM22)世界的に定評のあるルミナス社のステラM22を使用。顔だけでなく首・前腕・上腕・手の甲にも対応。シミ・そばかす・赤みを同時にアプローチ。
ポテンツァマイクロニードルRF治療。肌の深層まで作用し、シミ・毛穴・ニキビ跡などに幅広く対応。ドラッグデリバリーシステム(DDS)で美容成分の浸透もサポート。
エレクトロポレーション (メソナJ)針を使わず美白成分を効率よく肌の奥へ浸透させる施術。ダウンタイムがほぼないため、IPLやポテンツァとのセット施術も人気。
美肌内服 (オンライン診療対応)トラネキサム酸・シナール(ビタミンC)・ユベラ(ビタミンE)などの美白内服薬を処方。来院が難しい方もオンラインで対応可能。

まとめ

体のシミは、顔のシミと同じように美容皮膚科でしっかりとした治療を受けることができます。老人性色素斑・ニキビ跡などの炎症後色素沈着・摩擦による色素沈着など、シミの種類によって最適な治療法は異なるため、まずは医師による正確な診断が重要です。

体のシミが気になる方は、ぜひ一度美容皮膚科に相談してみてください。千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックでは、リーズナブルな価格で質の高い治療を受けることができます。オンライン診療にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

参考文献

なふさ皮膚科・美容皮膚科「老人性色素斑(日光黒子)の治療」

板橋区成増駅前かわい皮膚科「老人性色素斑の治療」

浦田皮膚科「老人性色素斑の治療を皮膚科専門医が症例写真で解説」

フェミークリニック「背中(デコルテ)のシミ 原因や予防法」

フェミークリニック「腕のシミ取りをするには?」

この記事を書いた人

院長 辺士名 盛之(へんとな もりゆき)

経歴

  • 2021年 三重大学医学部医学科 卒業
  • 2021年 四日市羽津医療センター
  • 2023年 西春内科・在宅クリニック 副院長
  • 2023年 千葉内科・在宅クリニック 院長
  • 2024年 千葉内科在宅・美容皮膚科クリニック 院長

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